LPガス料金について

LPガスは、電気や都市ガスとは異なり自由料金制です。
その料金形態、価格構成や地域間格差などについて紹介します。
※LPガス(プロパンガス)料金に関する情報については経済産業省、石油情報センターのホームページもご参照ください。

料金形態

●LPガスは自由料金 ●二部料金制が普及

液石法改正により、料金制度の透明性を向上させるため、料金の構成やそれに含まれるサービスの内容を、消費者にわかりやすく示すことが新たに義務づけられました。料金制には、二部料金制、三部料金制、最低責任使用料金制などがあり、現在は、二部料金制と三部料金制が主流となっています。

二部料金制のしくみ

  • ガスの消費量の多少に関係なく1件に生じる固定的な費用

    ①容器やメーターなどガスを供給するための設備費
    ②保安や検針にかかる費用 など

    基本料金

  • ガスの使用量に応じてかかる費用

    ①ガスの原料費
    ②ガスの配送費 など

    従量料金

LPガス(プロパンガス)料金の計算例

基本料金(例) A円
従量料金(例)
※月間1㎥使用の場合
0㎥~10㎥ 1㎥あたりa円
10㎥~50㎥ 1㎥あたりb円
50㎥を超える 1㎥あたりc円
料金計算(例) [基本料金] A円
[従量料金] B円=(a円/㎥×10㎥)+(b円/㎥×5㎥)
[ガス料金] C円=A円+B円(2,000円+7,000円)+消費税

上記の基本料金額、従量料金額は一例です。金額は販売店ごと、お客様と販売店との契約形態ごとに異なります。

三部料金制のしくみ

  • ガスの消費量の多少に関係なく1件に生じる固定的な費用

    ①容器やメーターなどガスを供給するための設備費
    ②保安や検針にかかる費用 など

    基本料金

  • ガスの使用量に応じてかかる費用

    ①ガスの原料費
    ②ガスの配送費 など

    従量料金

  • 二部料金制では基本料金に含まれている設備利用費等料金を別立てにした費用

    ①集中監視システムの利用料
    ②ガス漏れ警報器の利用料
    ③ガス消費設備(配管、給湯器等)などを販売店から借り受けている場合の費用
    ④その他修理費用等、一時的な費用 など

    設備利用
    等料金

最低責任料金制のしくみ

一定の使用量までは使用量の多少にかかわらず、料金が固定されており、一定量を超えるとその超えた使用料に応じた料金が加算されるものです。

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